2017年07月30日

子どもたちに伝えたいこと

今年も猛暑とともに子どもたちがやってきました。
畑ににぎやかな声が飛び交い、焚き火でパンを焼く姿はエコビレッジの夏のワンシーンです。
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子どもたちと一緒に野菜や果物を収穫したり、鶏小屋から卵をとってきてそれらを調理したり、食べることを中心に時間が過ぎていきます。
イタドリを刈って羊に食べさせたり、茎にパン生地をまいてパンを焼くのも人気のプログラムです。
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普段の生活ではやらないようなことを特別にするのではなく、できれば日頃私たちが暮らしの中で大切にしていること、ルーティンとしてやっていることを、自然な形でシェアし、それが子どもたちの気づきになったり、よい思い出になったらいいなと思っています。
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私たちはプロの農家でもないし、余市に古くから住む地元住民でもない。家族でもなく、会社でもない。
そんな私たちが彼らに伝えたいことは「農業の重要さ」や「生命の大切さ」というよりも、「いろいろな生き方、多様な考え方」があるのだということ、「みんなでやったら楽しい」を実感することでしょうか。
そんな小さな経験の積み重ねが、豊かな人生を築く基礎になってくれると信じています。
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2017年07月10日

多文化共生

エコビレッジの特徴はいろいろあって、なかなか一言では言えません。

「エコビレッジの住人は太陽光パネルを搭載した家に住み、ベジタリアンである?」
「自然農で自給自足をする人」「一つ屋根の下で3食一緒に共にする」
数ある中にはそんなエコビレッジもあるでしょうが、
人に寄ってグループに寄って、求めるもの、大切にしているものは異なります。
コミュニティのスケールやステージに寄っても変わってくるかもしれません。

余市でエコビレッジの絵を描きながら、何を最も大切にするか、
何が一番魅力的な特長となり得るか、そんな話を何度もしました。
「シンプルで、あるものに感謝する暮らし」「人と生き物が共生する世界」
「つながりを取り戻す拠点」「新しい生き方、働き方を模索する場所」
そんなキーワードが並びました。

私としては、それらに加えて「多文化共生」をあげたいと思います。
年代、性別、地域、職業や経験、文化の違い。
農業や建築だって「環境負荷の少ない技術」とは言うものの、
その幅は広く、解釈もいろいろです。

違いはあって当然。
自分と異質なものを頭ごなしに否定したり、批判したりするのではなく、
その違いがどこから来るのか深堀りし、
相手を理解しようとする関係性こそ「共生」の真髄であり、
異質なものを飲み込んでこそ新しい社会は創られていくでしょう。
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今年も恒例になったワークキャンプでは、
イギリス人、イタリア人、ルーマニア人、中国人など様々な国から
若者たちが集まりました。

言葉や文化だけでない、違う視点、違う立場の人びとが
エコビレッジの基礎づくりに関わってくれる、
この機会を私はとても貴重なものだと感じています。
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今年は小さな作業の一つ一つも「何を目指しているのか」
「この作業が何につながっているのか」を意識してもらうよう、
丁寧に説明したり、フォローしたりしたおかげで、
メンバーのモチベーションや達成感が高く、
非常に充実したキャンプになりました。

むしろ、同じ日本人同士だと「言わなくてもわかるだろう」
「空気を読め」で済ましてはいないだろうか。
近い人ほど、案外基本的なコミュニケーションを疎かにしたり、
「わかってくれると思っていた」からこそ共感されないと
裏切られたような気持ちになって、悲しくなったり
腹をたてたりしていないだろうか。
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最近は、そもそも自分が見ているものは、
他の人とは違うものだと思うことにしています。
それは見ている角度や視力の違いで生じる違いだったり、
過去の経験やバックグランドによる思い込みだったりしますが、
違うこと自体当たり前。きっとどれも真実なのです。

相手に伝えたいと真剣に思う気持ちや
丁寧な情報共有を重ねることで、関係性も変わるし、
それによって成果も変わることを実感するようになりました。
大きな成長だと感謝しています。



posted by junka at 21:25| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする