2017年03月25日

社日祭

春分を迎え、近所の神社で社日祭が開かれました。
土の神様に今年の豊作を祈る儀式ですが、きちんと神主さんを招いて祀る地域は、
町内でも珍しくなったそうです。
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都会の不信心な家庭で育った私は、あらゆる宗教行事に興味のない人間でした。
若いときも受験祈願とか厄年とか、一切したことがありません。
でも、作物を育てるようになってから、自然の偉大さを改めて感じ、
「人事を尽くして天命を待つ」という心境を理解するようになりました。
半年かけて精魂込めて育てた作物が、台風や大雨で水の泡になることは
珍しくありません。
人間の力を超えたものを崇め、天に祈るのはごく自然なことでしょう。
農業は神様に最も近い仕事だと思います。
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社日祭では、前日から神社の周りを除雪したり、
飾りつけをしたり、しめ縄を編んだりし、当日も昼から宴会と、
2日間に渡って近隣の長老たちとゆっくり過ごしました。
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昔の写真を見ながら懐かしい話を聞いたり、
家族の話や農業の話、戦争の話など、
日頃はなかなか聞けない話も聞けて、とても有意義な時間でした。

うちの若いスタッフもしめ縄を編んだり、宴会に参加したりして、
交流させてもらいました。私たちの活動も6年目を迎え、
こんな行事にも加えていただくようになったことを、ありがたく感じました。
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2017年03月18日

ローカルな時代を目指して

報告が遅くなりましたが、3月3日、ナマケモノ倶楽部の辻信一さんを
お招きしてローカリゼーションカフェを開きました。

大きなもの強いものに巻かれながら、
顔の見えない関係性とより狭い視野に陥っていく
グローバルな世界。
ロコタブル1.jpg
一方、ローカルは、ゆっくりで小さくても、
広い視点でいろいろな分野がつながり、
しっかりした人間関係に支えられて豊かな世界が築ける。

有限の資源をベースに無限の成長を求め、効率を優先した結果、
自然も人間もこれまでにないほど大きなダメージを受け、
閉塞的な状況へと向かっていることがわかります。
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私たちが置かれている現在の厳しい環境、難しい課題は明らかですが、
それを一足飛びに解決する技術や制度はなく、
「ゆっくり、小さく、みんなで」立ち向かうしかありません。

今回はローカルに頑張っている生産者や食のコミュニティの人たちが
十勝や道南、道東と全道から集まりました。
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各地の食材を持ち寄って即興の料理交流とお食事会で盛り上がり、
にわかにオープンしたミニマーケットでは地域通貨ロコでお買い物。
厳しい課題もやさしく楽しくユーモアを持って挑んでいきたいものです。
ミニマーケット.jpg
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辻さんのお話に勇気をもらい、少しずつでもつながっていこう、
できることから変えていこうと語り合いました。
posted by junka at 21:53| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする