2017年01月31日

農園ファンド

年明け、いよいよ農園ファンドの募集が始まりました。
2016年のわずかな実りをできるだけ有効に生かそうという話から
この企画が生まれました。

最初は「いくらで売ったらいいか」という議論でしたが、
私たちの活動を理解してくれる人と共有し、
これから応援してくれるしてくれる人を増やすために
ファンドへのリターン(ギフト)としてプレゼントすることにしたのです。
ギフトボックス1.JPG
今月はまず25口の応募があり、先週第一弾のギフトを発送しました。
スパークリングワインを筆頭に、これまで研究を重ねたスイーツ
(ぶどうのパート・ド・フリュイ)、カレッジ講座の成果であるハチミツ、
奇跡的に豊作だったサクランボとプルーンのジャム。
どれもストーリーの詰まった手作り品です。

星見さん製菓.jpg
企画からチラシづくり、梱包、発送までスタッフや
学生ボランティアらが心を込めて作りました。

出足はあまりよくなかったのですが、高校の山岳部以来、
もう何十年も会ってない先輩や後輩から
突然応募をいただいたりして、感激しています。

道内だけでなく、東京や埼玉、名古屋、岡山など本州にも飛んでいき、
あちこちから「美味しい」「可愛い」と喜びの声が届いて
私もすっかり嬉しくなりました。

みな梱包.jpg

ファンドの募集は3月まで引き続き行っています。
ぜひ私たちの実りと思いを分かち合っていただきたいと思います。

posted by junka at 20:47| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2017年01月15日

新春の抱負

新年そうそう体調を崩して、未だにエンジンがフル回転していません。
おまけに外は記録的な寒さと雪。
こんなときは焦って動かず、じっくり考えたり、
語ったりする時間に当てるに限ります。

改めて考えると、余市も早いもので今年で6年目を迎えます。
昨年はどんな時でも頼りになる地域の仲間とスタッフに
恵まれたことが何よりの収穫でした。

最近では古参の農家や事業者などとも関係が築かれつつあり、
ここの活動も認知度が広がりました。
新年度も、地域メンバー、インターンやボランティアを中心に、
多様な人びとの出会いが期待されます。

一方、国の事業評価や建物建設の借入れ返済などが始まり、
成果や収益を意識することが多くなりました。
特に、ビジターが切れ間ないハイシーズンは、
大切な暮らしがおざなりになる危険を感じています。

多様な参加や活動は望むところですが、いろいろある中で
「一番コアな価値な何か」「今は何を大切にして、何を妥協するか」
「最終的にはどこを目指すのか」という問いかけと共有が常に大切です。

それがないと、内部からも外部からも
「盛り上がっているようだけど何をやっているのかよくわからない」
ということになりかねません。
新年度を迎えるに当たって、そんな議論を会員さんやスタッフと
していこうと思っています。

個人的には終始して「エコ」と「ビレッジ(コミュニティ)」
「個人の暮らし」と「地域社会」の両方がテーマと思っています。
二つのうち、どちらが欠けても「持続可能な未来」はないからです。

「暮らし」に集中できないときは「仲間」に頼ってもいい。
たとえば昨年は予想外に梅が豊作。しかも天気は最高。
でも同時に子どもの大グループ。
惜しいけど今は無理だなあ…と迷っていたとき
「持っていらっしゃい。漬けてあげるから」と言われ、
ボランティアの一人と1時間だけ梅を収穫して樽ごと預けました。
結果的に素晴らしく美味しい梅漬けを一年中味わっています。

また、昨年はペーパーワークに忙殺されて「農的」とは
程遠い自分の暮らしの有り様に落ち込むこともたびたびでした。
これは永遠の課題でしょうね。

実は、自分ひとりの暮らしなら、気楽なフリーランスでも十分です。
おかげさまで「エコ」と「コミュニティ」という
テーマ以外の「稼ぎ」はしなくてもよくなりました。
でも真剣にここを「ビレッジに育てたい」と思えば、
そのためには「ここにいたい。新しい生き方働き方に挑戦したい」
という若者の収入の道を作るのに、今のところ助成金や借入れも
止むなしという状況です。

50歳の年を迎え、数々のジレンマも抱えながら、清濁合わせ飲んで
「ビレッジ」を創っていこうという覚悟ができました。
遠くの理想を見つめながら茨の道を歩んでいこうと思います。
posted by junka at 13:02| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする