2016年09月25日

感謝の気持ちを込めて

思いつきではなかったのですが、過去2年間、
やりたくてやれなかった感謝祭を開きました。
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やりたくてやれなかった理由はいろいろあるんですが、
日々変化、成長しているここの様子を会員さんや
日ごろ応援してくれている人に見てほしい、
現場で頑張っている者たちの思いを伝えたい、
また、最近イベントやビジターがいっぱいで、
「見学したい」「ちょっと話聞かせてください」という
お問い合わせにまるで対応できずにいるのを心苦しく感じていて
いっそフル公開の日を作ろうと思ってちょっと無理してやりました。
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9月19日、当日は秋晴れの下、およそ80人ほどの人々が集い、
和やかに飲食を楽しんだり、子どもたちがにぎやかに
走り回る光景が一日見られました。

準備にあまり時間はなかったのですが、
スタッフやボランティアが頑張って、
活動の様子を展示や映像で紹介したり、
今年のわずかな収穫で美味しい食べ物や飲み物を
ふるまったり、心をこめておもてなしできたと思います。
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初めて来られた方が、お帰りになった後、
「裏方の方も、参加されていた方も、
とてもいい表情だったのが印象的だった」と
わざわざ感想をメールで伝えてくださいました。

私も全員とはゆっくりお話できませんでしたが、
みなさんと心が通ったように感じています。



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2016年09月17日

ある日の日記から

先日、2009年夏に書いた日記を発見しました。
5年後のある日の自分を想像しながら書いた日記です。
久しぶりに読んでみると、その想像がなかなかいい感じで
実現しているではありませんか。
ちょっと嬉しくなったので、公開します。

2015年夏の終わりのある日の日記から
2009.7 坂本純科

 今朝は6時前から猫に起こされた。
餌をやってからもう一度目覚ましがなるまで寝てもよかったが、
あまりに天気がいいので外に出た。朝の空気が清々しい。
ミントを摘んで部屋へ戻りお茶を入れる。
朝はバッハだ。音楽を聴きながら気持ちよくお茶をすすっていると、
早起きの子どもたちが鶏小屋で騒ぐ声が遠くで聞こえた。
そうか、今日はひよこの来る日だ。

 畑へ行ってみるとすでにTさんがとうきびの箱詰めをしていた。
Tさんは今日から1週間の休暇をとって沖縄へ行くのだ。
いいなあ。1週間の仕事リストをひとつずつ説明してもらう。
ふむふむ、一番の重労働は芋の収穫だ。
週末は子どもたちの芋ほり体験のイベントもあるが、その前に大雨が来そうだ。
それまでに大方は片付けてしまわなければならないだろう。

 Tさんと今年の出来について話し込んでいるうちに8時を回ってしまった。
コモンハウスでは朝ごはんが始まっているようだったが、
今日は朝から役場で会議があって資料もまだプリントしていない。
後ろ髪引かれる思いで朝ごはんはパスすることにして部屋に戻り、
今採ってきたトマトをほおばりながら資料の準備をする。

 役場の会議にはRさんも来ていた。
今年は小麦も米もとてもいい出来だと言う。
農政課長の話は相変わらずつまらなかったが、
今年のファーマーズマーケットのチラシを配れたのでよしとしよう。
役場も農協も会議のときだけのつきあいだが、
一応フレンドリーな関係を保っている。
会議が終わるとRさんがアースオーブンを見たいというのでランチに誘った。
コモンハウスはちょうどにぎわい始めているに違いない。

 案の定、新しいオーブンで焼いたピザに行列ができていた。
テラスのテーブルにすわり、にんじんのサラダとコーンスープを
食べながらピザを待つ。土釜のピザはやっぱり絶品だ。
お腹はいっぱいになったが、デザートに出てきた
Kちゃんのスコーンは私の大のお気に入り。
これはパスするわけにはいかない。
Rさんがコーヒーを飲みたいというので、スコーンは持ち帰り、
続きは私の部屋へ行って話すことにした。

 2杯目のコーヒーを入れようとしているところに
Mさんから電話。あ、しまった、外国人ゲストが到着する時間だった。
あわててRさんを見送り、千歳空港からのご一行様を迎える支度をする。
今回は主にカナダから来た6人。やる気もありそうで、期待大だ。
彼らは2週間ステイして、Tさんのいない畑を手伝ってくれることになっている。
1人は料理を学びたいというのでキッチンチームに預けることにした。

 若者たちは到着早々おいしいランチで満腹に。
ほとんど休む暇もなくビレッジツアーに出た。
「ここが洗濯室。ここがシャワー室。シャワーはいつでも使えるけど、
一人があまり長く使うと次の人のお湯が出なくなるから気をつけてね。
それに月・水・金の夕方6時には温泉号が出るの。
温泉、一度はトライしたほうがいいよ。すっごく気持ちいいから」
女の子2人は挑戦すると意欲満々。

 本当は到着初日はリラックス日なのだが、
外人部隊は若くて元気そうだったのでさっそく芋掘りを手伝ってもらうことにした。
天気のいいタイミングにやってしまうに限ると思ったからだ。
予想どおりパワフルなチームで、3時間で1日分の収穫ができた。
よかった。よかった。

 ディナーはゲストのウェルカムパーティーも兼ねてバーベキューだ。
札幌の通勤組はまだ帰っていないが、近所の人たちもやってきたし、
何よりお腹のすいた子どもたちが騒ぐので、明るいうちから始めることにした。

カナダ人たちは半分がベジタリアンで、ジンギスカンは駄目だったが、
甘いトウキビとベジバーガーに大喜びしていた。
大きなジョッキでビールをがぶがぶ飲んでいる。
こっちはMさんに相手をさせることにして、私は近所の農家さんと
今年の実りのことや中古のトラクターの話をしていた。
今年は天気がよくて収穫はよかったが、売値は下がったそうだ。
実っても実らなくても儲からないなんてまったく切ない話だ。

 札幌組が次々に帰宅してきたので、私は場所を譲り、
部屋に戻ることにした。猫が心配だったし、今日はすっかり疲れてしまった。
帰り道、星があまりにきれいで思わず立ち止まってしばし眺める。
明日は天気がよさそうだ。
助っ人も現れたし、雨が来るまえに残りの芋もほりあげることができるだろう。


posted by junka at 21:36| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする