2017年10月24日

働き方改革

最近、某公的サイトの取材で地域の企業やお店を取材しています。
物書きは嫌いじゃないし、地域の魅力的な方と出会ったり、エコビレッジのPRをしたりする
格好のチャンスとして楽しんでいます。
今年のように本業で稼げないときにはいいチョイバイトでもあります。

取材でお会いするのは農家やカフェの店主など、個人事業の方が圧倒的に多いのですが、
みなさん、同様に
「自由に好きなことしてるから、働いているとか仕事しているという感覚がない」
とおっしゃいます。

働くことは辛いこと、お金のために仕方なく自分の時間を切り売りすること
そんなふうに考えたら、残業なんてもちろんしたくないし、
割に合わない仕事はできるだけすまい、という発想になりますが、
好きでやっていること、たとえば趣味とか好きな人と一緒にいる時間は
むしろ長い方が嬉しい。
時給とか残業とかは関係ない世界に変わります。

下手するとブラック企業と呼ばれかねないNPOの代表が
こんなことを言ったらひどく批難されるかもしれませんが、
自給的な暮らしやボランティア労働に時給はありません。
でも、本当に好きで楽しんでやっている間は、
長時間労働が原因で病気にることはないでしょう。
(義務感や責任感だけでやるようになると話は別ですが)

ここではワーキングプア並み(あるいはそれ以下)しか稼げなくても、
快適な住まいと王様のような食事があり、大好きな仲間がいる。
季節の移ろいを感じながら気持ちよく汗をかき、
自分が本当にやりたいことをして誰かの幸せに
直接つながっているという実感がある限り、
決して不幸になることはないのです。

経営者としては、安定した組織運営のためにお金も必要だと思っているし、
お金がみんなの夢の実現に近づくためのツールになることは否定しませんが、
「労働=お金」でも「お金=幸せ」でもないことは
すでに多くの人が気づいているのでは。

今話題になっている働き方改革は表面的な数字や制度だけが議論されていて、
本当に「自分と社会が幸せになるために働く」意味を追求していないなと感じます。

今週、鈴鹿からお招きする「おふくろさん弁当」の実践論で
ぜひそんなことを議論してみたいと思っています。
posted by junka at 15:43| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2017年10月01日

感謝祭

今年もささやかな実りを分かち合い、一年の成果を報告するために感謝祭を開きました。
準備が不十分であまり大掛かりなことはできませんでしたが、
およそ60人くらいの方に来ていただきました。
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奇跡的に青空に恵まれ、またこじんまりとしていた分、
久しぶりの会員さんや新しい地域の仲間と
ゆっくりお話ができていい時間となりました。
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スタッフがまとめてくれた「えこびれの一年」を眺めると、
つくづくいろんなことをしてるなと思います。
一見、まるで学生の学習発表会のようで、
「遊んでるようでいいね」と言われそうですが、
ひとつひとつ意味のあることばかりだと思っています。
KIMG0909.JPG
一歩ずつ階段を上るような直線的進み方ではありません。
人の出入りがあったり、補助金等の関係で収支の波があったりして、
3歩進んで2歩下がる、そんな歩み方で前進しています。
感謝祭3.jpg
これからも応援よろしくお願いします!
posted by junka at 00:00| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2017年09月18日

エコビレッジデザインワーク

余市に拠点を移して6年目。
2013年に描いた構想図を眺めると、「あれもできた」「これも作った」と
なかなかいい線行ってる気もする。

一方、建物は増えているものの、このまままっすぐ進んでいいのかなと不安に感じる時もある。
関わる人が増え、間口が大きくなった分、核が見えにくくなった、
通年で働く人の環境や持続可能な運営を考えると、過去にはなかった
責任や経済性も重要になってきた。
そもそも何が核だったっけ?という疑問も。

スタート当初とはだいぶ環境も顔ぶれも変わってきたので、
昨年から改めて将来構想図を描き直している。
構想の中心は農園のリフォームだが、その前に「何を大切にしていくのか」という
議論が欠かせないということで、施設計画と並行してミッションを確認するという作業をしている。
敷地探索2.jpg
最初は敷地をみんなで歩くところから。
理事や日常的に運営に関わるスタッフメンバーだけでなく、
建築やエネルギー、動物など各種専門家の視点、カレッジの受講生や学生など
時々訪ねてくる学び手の視点なども加え、それぞれ「大切にしたい」と思うことを話し合い、
それらの要素に優先順位をつけて可視化しながら
相違点を共有するというワークショップを行った。

同じような順位づけをしていても、見ているところが違ったり、
真逆のようでも根底にある価値観は近かったり、
優先順位そのものよりもお互いの考えていることを把握できたことが有意義だった。
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エコビレッジは包括的な取り組みなので、環境や農業などのシングルイシューとは違い、
あれもこれも出てくるのは自明だ。

「広がり過ぎてわかりづらい」という指摘はさんざん受けてきたが、
実は私はこれをひとつにまとめようとか、わかりやすくしようとはあまり考えていない。
人の生き方暮らし方すべてに関わることなのだから、単純化できないのは当然。

そもそも複雑な人間をテーマごと、課題ごとに分けて、わかりやすく、
効率的に解決しようとした結果、現代社会のさまざまな歪みが生まれた。
それをもう一度紡ぎ合わせて考えようとしたら、ごちゃごちゃになった。
そういうことだと思う。
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単純明快に分類し、直線的に解決するのではなく、
いろいろなことをそれぞれのペースでアメーバ的に進めていくのがこれからの時代。

ただ、いろいろなことがつながっていると、やっている人自身が
自覚できるように進めていきたい。
たとえ距離が離れていても、一周遅れで走っていても、同じゴールを目指している
ということがわかっていればいいのだ。
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そんな集団のプロジェクトを一体どのように表現したらいいのだろう。
活動を始めたときからの課題であるが、未だによくわからない。









posted by junka at 22:23| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする